防湿タイプ地下室

地盤の状況と、地下⽔位の深さにより 型枠に使⽤する鋼板は、厚さが3.2mm、4.5mm、6.0mmの三種類を使い分けます。⼟質が主に礫や砂層で、地下⽔が深く、途中に粘⼟層も無い場合は、台⾵や、梅⾬時も地下⽔の 上昇のおそれは少ないと⾒受けられるので鋼板厚を3.2mmとし、型枠同⼠の接合はボルトで締め付け固定するだけで、溶接や、防⽔シールの施⼯は⾏わない『防湿タイプ地下室』とします。

防湿タイプ地下室

軽防⽔タイプ地下室

地下⽔位が地下室床⾯より概ね2mより深く、粘⼟質系の地盤ではない場合は、梅⾬時や集中豪⾬ の際も地下⽔位の上昇は少ないものと⾒受けられので、鋼板厚を3.2mmとし、⽬地は現場で溶接 して浸⽔を防ぎます。

軽防⽔タイプ地下室

中防⽔タイプ地下室

地下室床⾯が地下⽔位(常⽔⾯)が概ね2m以下場合は、梅⾬時や集中豪⾬時に⼀時的に 地下⽔位が地下室床⾯より上昇する恐れもあるので、軽防⽔タイプ地下室より漏⽔リスクが 増すものと考えられます。そこで鋼板厚を4.5mmとし、⽬地は現場で溶接して浸⽔を防ぎます。

中防⽔タイプ地下室

重防⽔タイプ地下室

地下⽔位(常⽔⾯)が地下室床⾯より上の場合は、浸⽔リスクが⾮常に⾼くなります。 弊社では過去20年以上ユニット式の地下室を⼿がけてまいりましたが、⽬地は溶接 ではなく防⽔シールとしている為、⼯事中の降⾬や、鋼板⾯の結露などの原因で浸⽔事故がまれに起こり、その都度補修をしてまいりました。この度のハイブリッド地下室 では、⽬地を現場で全溶接しますので漏⽔リスクがなくなりました。鋼板は裏側が地下⽔に さらされる恐れがあるため鋼板厚を6mmとし、⽬地を全溶接します。ただし、建築基準法において、住宅の地下居室、学校の教室、病院の病室などは「外防⽔等を⾏うこと」 と規定されているためハイブリッド地下室の場合でも外防⽔か⼆重壁等が必要となります。 なお、地下に設ける住宅の納⼾については、居室ではないので対象外となります。

重防⽔タイプ地下室